コース概要

セッション1 (4時間)

モジュール1 – 監査人のためのR/3基礎 (2時間)

  • 基本的なアーキテクチャ(ABAPスタック、SAP GUI、クライアント概念)。
  • レガシーシステムからの主要な違い(モジュール設計:FI、MM、SD)。
  • 監査目的のための基本的なトランザクションとナビゲーション。

モジュール2 – アクセス、ロール、および重要なSoD (2時間)

  • PFCG、SU01、SUIM、SU53、SU24を使用したユーザ管理と権限。
  • ロール設計と一般的な監査関連機能。
  • 基本的なSoDマトリックスと典型的な調査結果(例:同じロールでの請求書作成と承認)。

セッション2 (4時間)

モジュール3 – セキュリティログとトレース (3時間)

  • セキュリティ監査ログ(SM19/SM20):アクティベーション、フィルター、レポート。
  • STADとST03N:使用統計、セッション、作業負荷分析。
  • 証拠の保存とエクスポートのための最良実践。

モジュール4 – 構成変更と機密データ (1時間)

  • SCU3(変更ドキュメント)とSCC4(クライアント設定)。
  • 重要なシステムパラメータ(RZ10/RZ11):識別と監視。

セッション3 (4時間)

モジュール5 – R/3でのプロセスコントロール (FI/MM/SD) (4時間)

  • FI:許容範囲、OB52(記帳期間)、仕訳伝票承認。
  • MM:リリース戦略、発注限度額、単一サプライヤコントロール。
  • SD:クレジット制限、価格変更、条件監視。
  • プロセステストのためのサンプリング技術。

セッション4 (4時間)

モジュール6 – 総合ラボ + レポート (3時間)

  • 重要なユーザのロールと権限をレビューします。
  • 購入/販売操作をトレースし、監査証拠(SM20/SCU3)を取得します。
  • スクリーンショットとエクスポートを使用して調査結果を文書化します。
  • 作業票の準備とトレーサビリティ。

モジュール7 – 締めくくりとアクションプラン (1時間)

  • R/3での内部統制チェックリスト。
  • 調査結果の優先順位付けと提案。

提供物:

  • 20以上のコントロールのチェックリスト(FI/MM/SD)。
  • SM19/SM20、SUIM、SCU3、STAD/ST03Nのクイックガイド。

まとめと次回のステップ

要求

  • 基本的な監査原則の理解
  • SAPシステムの経験
  • コンプライアンスと統制フレームワークの知識

対象者

  • 監査人
  • 内部統制専門家
  • SAPセキュリティコンサルタント
  • コンプライアンスオフィサー
 16 時間

参加者の人数


参加者1人あたりの価格

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