コース概要

導入

高度なパッケージ管理

  • YUM と DNF の高度な機能の概要
  • ソフトウェアリポジトリの管理とカスタムリポジトリの作成
  • 依存関係の解決とパッケージ問題のトラブルシューティング
  • RPM パッケージ管理(作成、検証、アンインストール)
  • パッケージの整合性を保つための GPG キー管理

高度なファイルシステム管理

  • XFS, Btrfs, ZFS などの高度なパーティショニングとファイルシステム
  • LVM スナップショットとバックアップの作成と管理
  • ファイルシステムのパフォーマンス調整とクォータ設定
  • 静止データを暗号化して保護する
  • NFS, iSCSI, SAN を使用した大規模ストレージの管理

ネットワークサービスとセキュリティ

  • NetworkManager を使用した高度なネットワーク設定
  • 複数の NIC の管理とボンディング/チームの設定
  • firewalld を使用したネットワークセキュリティの構成
  • 侵入検知および防止システム (IDPS)
  • SSH と VPN を使用したセキュアリモート管理

カーネル調整とシステムパフォーマンス

  • カーネルモジュールと調整パラメータの概要
  • カーネル更新とロールバックの管理
  • パフォーマンスプロファイリングと監視
  • メモリ、CPU、I/O の調整で最適なパフォーマンスを実現する
  • cgroups と systemd を使用したタスクのスケジューリングとリソース管理

システムセキュリティと SELinux

  • SELinux ポリシーとモードの理解
  • SELinux コンテキストの管理とトラブルシューティング
  • auditd と journald を使用したシステムセキュリティの監査
  • 安全なブートとカーネルロックダウンの設定
  • OpenSCAP と CIS ベンチマークを使用したセキュリティポリシーの実装

Ansible とシェルスクリプトによる自動化

  • システム自動化のための Ansible の紹介
  • プレイブックの作成とインベントリの管理
  • ユーザー管理、システム更新などの一般的なタスクの自動化
  • タスクの自動化に使用するシェルスクリプトの作成
  • cron と at を使用した自動化タスクのスケジューリング

高可用性とクラスタリング

  • Oracle Linux クラスタを高可用性のために構成する
  • フェイルオーバーサービスとクラスタノードの管理
  • Pacemaker と Corosync の設定と管理
  • DRBD、GFS2 を使用した HA 向けストレージの設定
  • クラスタパフォーマンスの監視とトラブルシューティング

仮想化とコンテナ

  • Oracle Linux Virtualization Manager (OLVM) の概要
  • 仮想マシンとコンテナの管理
  • KVM と Libvirt を使用した VM 管理の設定
  • Docker と Podman を使用したコンテナ化環境の紹介
  • 仮想化とコンテナのセキュリティとトラブルシューティング

災害復旧とバックアップソリューション

  • Bacula と Amanda を使用した自動化バックアップの設定
  • rsync を使用したリモートバックアップと同期
  • 災害復旧戦略と計画
  • RAID の設定でデータ冗長性と復旧を実現する
  • スナップショットを使用したシステムの回復とファイルシステムの復元

トラブルシューティングと最適化

  • journald と rsyslog を使用した高度なシステムログ記録と分析
  • パフォーマンスボトルネックとリソース制約の診断
  • ブートおよびシステム障害のトラブルシューティング
  • カーネルとハードウェアのトラブルシューティング技術
  • 継続的なシステム最適化のためのベストプラクティス

まとめと次回ステップ

要求

  • Oracle Linux 8: システム管理 II の修了または同等の経験
  • コマンドライン操作と基本的な Linux 管理タスクに関する知識

対象者

  • 上級 Linux システム管理者
  • IT プロフェッショナル
 35 時間

参加者の人数


参加者1人当たりの料金

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