Continuous Delivery Ecosystem Foundation (CDEF)®のトレーニングコース

概要

このコースは、Continuous Integration、Continuous Delivery、Continuous Testing および Continuous Deployment をサポートする DevOps デプロイメント パイプラインとツールチェーンの設計、実装、管理に従事している参加者向けです。本コースでは、Continuous Delivery の基盤となるプロセス、メトリクス、API および文化に関する考慮事項について解説します。

Continuous Delivery の主要な利点についても詳しく説明します。これには、組織が市場の変化に迅速に対応し、競争を凌駕する能力の向上、リスク低減、コスト削減、品質の高いソリューションの提供が含まれます。また、人間ではなくパイプラインが多くの作業を処理することで生産性と従業員の士気が向上し、チームはビジョンに集中でき、パイプラインが実行を行うことができます。

このコースは、『Continuous Delivery』や『Accelerate: The Science of Lean Software and DevOps: Building and Scaling High Performing Technology Organizations』などのベストセラーで紹介された原則と実践に基づいて構築されています。これらの書籍は DevOps のリーダーたちが執筆しています。Continuous Delivery Ecosystem Foundation コースでは、効果的かつ効率的な自動化デプロイメント パイプラインを設計および統合するために IT 専門家が必要とする幅広い能力を提供します。

コース資料には、著者の Marc Hornbeek が収集した実践的なアーティファクト、テンプレート、用語集が含まれており、クラス後の学習者を支援します。

この認定は、学習者が Continuous Delivery Ecosystem Foundation (CDEF) 試験に合格するのを助ける位置づけとなっています。

コースの目的

CDEF の学習目標には以下の実践的な理解が含まれます:

• 目標、歴史、用語、およびパイプライン
• DevOps 協調文化の重要性、実践方法、および変革
• モジュラーデザインやマイクロサービスなどの設計実践方法
• バージョン管理、ビルド、修正など Continuous Integration (CI) の実践方法
• Continuous Testing (CT) の基本原則と最善の実践方法
• パッケージング、コンテナ、およびリリースなど Continuous Delivery と Deployment (CD) の実践方法
• モニタリングや分析インフラストラクチャ、プロセス、アプリケーションなど Continuous Monitoring (CM) の実践方法
• フレームワーク、ツール、コードとしてのインフラストラクチャなどのインフラストラクチャとツール
• DevSecOps によるセキュリティ保証
• 現実的なシナリオを聞き、共有する機会

学習者資料

• 2 日間の講師主導のトレーニングと演習の指導
• デジタル版 学習者マニュアル（クラス後の優れた参照情報）
• 概念を適用するための設計された演習への参加
• サンプルドキュメント、テンプレート、ツール、手法
• 追加情報源とコミュニティへのアクセス

認定試験

60 分間の40問から成る選択式問題で構成される試験を合格（65％以上）することで、受験者は DevOps Continuous Delivery Ecosystem Foundation (CDEF) の認定を受けます。この認定は DevOps Institute によって管理および維持されています。