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コース概要
分散型コミュニケーション環境の確立
- 集中型チャットサービスがデータガバナンスに及ぼすリスクについて理解する。
- Matrixプロトコルの仕組み:ルームやイベント、外部との連携機能を解説する。
- SynapseとDendriteそれぞれのホームサーバー特性の違いを比較する。
ホームサーバーの構築方法
- Docker Composeを用いてSynapse、PostgreSQL、Element Webをセットアップする。
- NginxおよびLet’s Encryptによるプロキシ設定手順を実践する。
- .well-known設定やポート8448の利用法により外部連携を可能にする。
認証およびID管理の仕組み
- ローカル認証の運用、LDAP統合設定、OpenID Connectの実装方法。
- ユーザ登録ポリシーの設計やゲストアクセス制限の調整法。
- Keycloak/Authentik/AutheliaといったSSOソリューションの活用術。
エンドツーエンド暗号化技術
- クロスシグニングや端末認証のプロセスについて学ぶ。
- 紛失したデバイス向けの鍵バックアップおよび復旧手順。
- 暗号化ルームの運用における管理者の責務とエクスポート規定について理解する。
スペース・ルーム構成および外部接続機能
- 組織内部門やプロジェクト単位で利用可能なスペースの作り方。
- IRC/Slack/Telegramとの橋渡し機能を活用した他チーム間連携法。
- スレッド機能、リアクション設定および自動化用ボットの活用法。
セキュリティ・管理運用手法
- ユーザ管理やルーム閉鎖・データ消去などの管理API活用法。
- メッセージ保存期間の制御や編集禁止設定、添付ファイル廃棄の運用手法。
- スパム防止のためのアクセス制限およびCAPTCHA導入手順。
メンテナンスと拡張性管理
- PostgreSQLの最適化方法:バキュームやインデックス作成・長期保存対策。
- メディアリポジトリ規模調整およびS3クラウドサービス連携法。
- Prometheusを用いたモニタリング手法およびログ管理基準の設定方法。
要求
- Linuxシステム管理やDockerに関する中級知識があること。
- 分散型メッセージングシステムおよびHTTPSの基本を理解していること。
- Nginx/Apacheなどのウェブプロキシ設定に触れた経験があること。
受講対象者
- SlackやTeams、Discordの代わりとして自社管理型メッセージングシステムを導入したい企業ITチーム。
- 医療・金融・防衛といった規制が厳しい業界の組織。
- 分散化推進派やプライバシー保護を重視する団体。
14 時間