コース概要

1. 移行戦略とビジネスドライバー

  • クラウド移行の動機付けと成功基準
  • 移行パターン:リホスト、リプラットフォーム化、リファクタリング、再購入、廃止、維持
  • 移行プログラムの目的、KPI、組織役割の定義

2. 発見、評価、計画

  • インベントリ収集、依存関係マッピング、アプリケーショングループ化
  • クラウド対応性の評価と目標リソースのサイズ調整
  • アプリケーションの優先順位付け、移行フェーズの構築、リスクアセスメント

3. ネットワーク、セキュリティ、ランディングゾーンの考慮点

  • VPC設計、接続オプション(VPN、Direct Connect)、ハイブリッドパターン
  • 移行中のアイデンティティ、アクセス制御、暗号化、ガバナンス
  • アカウント戦略、ランディングゾーン、基本的なガードレール

4. AWS Application Migration Service (MGN)を使用したサーバー移行

  • MGNアーキテクチャ、レプリケーション、レプリケーション設定
  • レプリケートされたサーバーのテスト、テストカットオーバーの実行、アプリケーションの検証
  • 最終的なカットオーバープロcedure、ポストカットオーバーチェック、ロールバック計画

5. データベース移行とデータ転送

  • DMS概念:フルロード、変更データキャプチャ(CDC)、継続的なレプリケーション
  • スキーマ変換の考慮点とデータ検証戦略
  • バルク転送オプション:DataSync、Snowファミリー、セキュアネットワーク転送

6. アプリケーションの近代化とリファクタリングオプション

  • コンテナ、サーバーレス、マネージドサービスを使用したリプラットフォーム化やリファクタリングのタイミング
  • モダンアーキテクチャ(マイクロサービス、イベント駆動)の設計パターン
  • 逐次移行アプローチ:ストレンガーパターンとハイブリッド共存

7. テスト、カットオーバー、運用準備

  • テスト計画の定義、パフォーマンスベンチマーク、QA検証
  • カットオーバー調整、DNS、トラフィック切り替え戦略
  • 運用ランブック、バックアップ、監視、インシデント対応

8. コスト最適化、パフォーマンスチューニング、移行後のタスク

  • 移行後のリサイズ、節約計画、コストガバナンス
  • パフォーマンスチューニング、オートスケーリング、ストレージライフサイクル管理
  • 移行後のレビュー、最適化ロードマップ、教訓ドキュメント作成

9. 手を動かすワークショップ:エンドツーエンドの移行シナリオ

  • サンプルワークロードの発見と移行フェーズの計画
  • MGNを使用してサーバーをレプリケートし、テストカットオーバーを実行
  • DMSを使用してサンプルデータベースを移行し、結果の検証
  • 最終的なカットオーバーを完了し、サービスを検証し、成果をドキュメント化

まとめと次回のステップ

要求

  • ITインフラストラクチャとネットワーキングの基本的な理解
  • 仮想化とオペレーティングシステム(Windows/Linux)の知識
  • データベースとストレージ概念の基本的な知識

対象者

  • クラウドアーキテクトとエンジニア
  • インフラストラクチャおよび運用チーム
  • 移行を計画するITマネージャーとプロジェクトリーダー
 21 時間

参加者の人数


参加者1人あたりの価格

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